江戸時代に始まったとされるこの地域に伝わる雨乞いの行事。麦わらと孟宗竹で作られた、長さ約36m、重さ約3tの龍蛇(龍神)が300人あまりの男たちに担がれて白鬚(しらひげ)神社を出発。善能寺を経て雷電池(かんだちがいけ)に達すると池に入る。池の中で水しぶきをあげながら練り歩き、「雨降れたんじゃく、ここにかかれ黒雲」と雨乞いをする。最後に龍蛇は池の中で担ぎ手たちによって解体されるが、目や耳、角などのパーツを激しく奪い合う様は必見。龍蛇はあっという間にばらばらになる。
昭和39年を最後に途絶えていたが、昭和51年に地元住民の熱意により復活した。4年に1度、オリンピックイヤーに行われ、県内外からの大勢の見物客でにぎわう。現在では、国選択無形民俗文化財、鶴ヶ島市指定無形文化財に指定されている。(2008/8/3) |
種別 |
雨乞い行事 |
開催地等 |
鶴ヶ島市、白鬚神社→善能寺→R407雷電池西交差点→雷電池(かんだちがいけ・雨乞い会場) |
地図を表示 |
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アクセス |
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東武東上線若葉駅より徒歩約20分。 |
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R407鶴ヶ島市「雷電池西」交差点付近。
駐車場:周辺に臨時駐車場あり。 |
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開催時期 |
8月の第1日曜日(4年に1度・オリンピック年のみ) |
料金等 |
見物は自由 |
主な設備・サービス |
雷電池周辺に出店。トイレあり。 |
備考 |
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