嵐山渓谷 嵐山町 |
槻川が嵐山町に入ってすぐに大きく蛇行したところで、槻川の清流と岩畳、周囲の木々などの自然が美しい景観を織りなしている。昔は地形的な特徴が長瀞と似ているので「武蔵長瀞」と呼ばれていたそうだが、昭和3年にこの地を訪れた本多静六林学博士により、京都の嵐山に似ているということで「武蔵嵐山」と名付けられ、以来多くの観光客が訪れるようになった。嵐山町の町名もこれに由来する。昭和14年には歌人・与謝野晶子もこの地を訪れ歌を詠んでいるそうだ。
休日には近隣のキャンプ場やバーベキュー場にたくさんの観光客が訪れる。嵐山渓谷周辺の緑地は、平成10年、さいたま緑のトラスト基金により県と嵐山町が取得し、みどりのトラスト保全第3号地「武蔵嵐山渓谷周辺樹林地」となっている。(2005.11.26) |

槻川が大きく蛇行するところ。
正面に見えるのは正山。 |
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渓谷周辺には遊歩道が整備されている。 |

「嵐山町名発祥の地」石碑
渓谷を見下ろす丘の上に建つ。 |

与謝野晶子の歌碑
昭和14年に渓谷を訪れたおり、29首の歌を詠んだそうだ。 |

上流側から冠水橋方面 |

展望台
これも丘の上の広場に設けられている。 |